脳呼吸とは?

脳脊髄液
脳呼吸とは?
脳脊髄液の生産と抑制により 頭が膨らんだり小さくなったりする動きのこと

脳脊髄液が脳硬膜内で生産されると 脳圧が高くなっていきます  そうすると 今度は頭蓋骨の弾力により 脳脊髄液が頭蓋内から体の方へ流れていくため頭が小さくなります 
頭が小さくなり脳圧が一定レベルまで下がると 脳脊髄液の生産が再開されて また頭が大きくなっていきます 
その繰り返しが脳呼吸です

肺呼吸は脳呼吸に連動して起こっている

健康な人であれば 絶え間なく1日に2万回以上 脳呼吸を繰り返しています
脳呼吸に連動して肺呼吸が起こりますので 肺呼吸も1日に2万回と言われていますが 頭の拡大が続くと肺呼吸の呼気が十分にできなくなり呼吸が浅くなるため 脳呼吸より肺呼吸の回数が多くなります
(脳呼吸は1分間に15回に対して、肺呼吸が18回〜20回)

 

頭(頭蓋骨)は大きくなったり小さくなったりするのか?

頭蓋骨は15種23個の骨から構成されていますが そのほとんどが結合組織(コラーゲン)にカルシウムが沈着して硬度をました骨でできています
また 組み合わさって球体になった頭蓋骨の接合面(縫合部分)もコラーゲンでつながっています

そのために 頭蓋骨は大きさや形が変わり 頭蓋内の容積も変化するものなのです
特に胎児の場合 コラーゲンだけでできている大泉門 小泉門という溝があり その部分はペコペコと動いています。これらの溝は生後2年までになくなっていきますが 出産時 お母さんの陣痛に伴う子宮収縮ではここが縮み 頭が細長くなって骨盤孔を通過できるようになっています


現代医学には昔から「頭の大きさは変わらない」「頭蓋内の容積は一定である」というモンロー・ケリーの法則という考え方があり 脳卒中などの病態を説明する上でも前提とされています
そのため ほとんどの人が頭の大きさや硬さが変化するということを知る機会はありません  
しかし 実際に 頭の大きさ・硬さ・かたちは 手で触ってわかるほど変化するのです

宮野博隆先生のもとで理論と技術を学んでいる先生方はもちろんのことですが その治療を受けられている方達も 少しずつ 自分の頭の大きさ・硬さ・かたちが変化していくことが感じ取れるようになっていきます

また 続けて治療を受けていくことで 「頭が小さくなると体が楽になる」という経験をして 「頭が大きくなったままになっていると調子が悪くなる」ということも実感できてくるのです

頭が大きくなり硬くなって変形していくという変化は 蓄積疲労であり 老化であり 生命力が低下していくことです

特に2000年以降 急激な免疫力と生命力の低下により 今 ほとんどの人の「頭が大きくなったまま(息を吸ったまま)」といった状態になっています 
 
その大きくなって硬くなった頭を小さくすると 免疫力生命力が上がり 本来の治癒力が働き 回復していくということが起こってくるのです  


今 ほとんどの人の頭が大きくなったままで 
脳が圧迫され自律神経機能の低下が起こっています
気になる方は ぜひ一度 本で紹介されている
脳呼吸のホームケアからはじめてみてください
  
手上げや踵上げをしてみても 「やった!」という感覚はありませんが
頭が小さくなると日々の生命力が回復していき 
体は変化してくるのです



 
 



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